CEJEとJNTOが共同で経営幹部や管理職向けのセミナーを開催
2月7日、日本・スペインビジネスサークル(CEJE)が、日本政府観光局(JNTO)と共同で日本国領事邸宅にて経営幹部や管理職向けのセミナーを開催しました。
セミナーでは、インセンティブ旅行やMICEの行き先として日本を選択することの様々なメリットが紹介されました。在バルセロナ日本国領事館の渡邉尚人総領事、CEJE会長のホルヘ・ラスエラス氏、および日本政府観光局マドリード事務所の井上健二所長によるプレゼンテーションでは、日本の安全性、美食、経済、アクティビティ、ビジネスインセンティブの例、サービス、そして「ユニークな行事開催地」など数多くのテーマが紹介されました。
ホルヘ・ラスエラス氏は自身のプレゼンテーションの中で、次のように強調しています。「CEJEは、ネットワーキングの促進、貿易の促進、投資、観光、日本とスペイン間の文化交流など、日本およびスペインの関心の対象であるトピックに関連したプロジェクトや活動を行っています。この意味で、より魅力的な目的地、MICEの行き先として日本を推進することは、スペインと日本の間のビジネス交流を促進し、両国の企業間の相互利益とアプローチを強化するために我々が行っている取り組みの一環なのです。」また、同氏は次のように付け加えています。「両国間の片務的な経済関係は良い方向に向かっています。スペインの日本への輸出額は2009年から2017年の間に倍増しており、今年はスペイン企業約9000社の参加により25億ユーロに達しました。一方、日本からの輸入も2013年以来、着実に成長し続けています。」また、欧州連合と日本の間で締結された経済連携協定(EPA)の適用がスペインと日本にもたらす経済的機会についても述べました。
同イベントでは、MICEの目的地として日本を推進するプロモーションビデオも上映され、このような旅行を企画する様々な企業の特徴も紹介されました。