在バルセロナ日本国総領事館が、日本とスペイン間で成長を遂げるビジネス関係を強調

在バルセロナ日本国総領事館は今週、日本企業の国際化とそれに伴うスペインへの投資強化を強調することを目的とし、バルセロナ市内における日本およびスペインのビジネスコミュニティ向けに社会的イベントを開催しました。

イベントはラグジュアリー・ビジネス・クラブのElite Spainおよび日本スペインビジネスサークル (CEJE) を主催とし、Marca Españaの支援を受け、在バルセロナ日本総領事公館にて行われました。

日本総領事の渡邉尚人氏が議長を務めたミーティングには、様々な日本の機関の代表者、そしてラグジュアリー・ビジネス業界の国内および国際企業のマネージャーたちが、ビジネス関係の強化や新しい関係の創出を求めて参加しました。

渡邉尚人氏は日本とスペイン間で成長を続けるビジネス関係を強調するとともに、「バルセロナには、日本料理、マンガやアニメ、建築、映画、文学など日本ブームが起こっている。また、現在カタルーニャ地方には179社の日本企業、そして日本には68社のスペイン企業があり、 その数は増え続けている」と指摘しました。

CEJE会長のホルヘ・ラスエラス氏は、日本とスペイン間の社会経済的、およびビジネス関係の構築を続けることの重要性を指摘しました。同氏は「日本市場へ参入するには困難を乗り越える必要があるが、この国の市場は戦略的なものであり、そのビジネス哲学も効率性、質、生産において見習うべき見本であるため、粘り強く取り組む価値がある。だからこそ、両国間の協力から生じる機会をうまく活用することが重要だ」と述べています。

Elite Spainの理事であるサンドラ・アンドゥハル氏も、イベントにて両国を結びつける統計的および経済的データに関する見解を述べ、「日本の経済は世界で三番目に強い。スペイの日本の双方的関係から生じる利益は近年で著しく増加しており、2015年にはスペインに4億5,700万ユーロもの額が投資された。そして現在では日本の大企業の子会社が200以上もスペイン国内に存在している」と指摘しました。

4月4日にスペイン国王が日本への公式訪問を行い、日本とスペインのビジネス協力に関する第26回二国間会合の中で、両コミュニティ間の強い繋がりが強調されました。日本はスペインの主要投資先国の中で14位であるだけでなく、日本からの輸出も毎四半期増加し続けています。

関連記事は、elmundo.es および elperiodico.comにてお読みいただけます。 

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