スペイン商工会議所とCEJE –日西間のビジネス関係強化に向けて
安倍晋三氏率いる日本政府が目指すオープンな経済政策と構造改革、および現在交渉中である日本 – ヨーロッパ連合間の自由貿易協定が数か月でまとめられることにより、スペイン企業にとって日本における商業や投資の新しい機会がもたらされます。
そのため、スペイン商工会議所は日本・スペインビジネスサークル (CEJE) と協働するための協定を結びました。CEJEは、日本およびスペインの企業を代表し、両国の利害を考慮しています。スペインと日本の企業世界が出会う場となり、そこでの活動は両国間の経済関係やビジネス関係を促進し発展させることを主な目的としています。
主な目的はスペイン企業と日本企業間の商業面における関係や事業提携、および投資を強化することであり、 各団体の会長、ホセ・ルイス・ボネット氏およびホルヘ・ラセラス氏により協定が署名されました。
スペイン商工会議所が取り扱っているデータによると、現在では代替エネルギー、バイオテクノロジー、電気通信、物流、そして医療サービスや社会扶助の分野がもっとも事業機会が多いとされています。
同様に、市場への参入に対する壁があるにも関わらず、農業食品やコンシューマー・グッズ、靴製品、繊維および住居を取り扱うスペイン企業も、その市場内において活躍を拡大する余地があります。