CEJE会長のホルヘ・ラスエラス氏が、ABC Empresaにて日本とスペインのビジネス関係について議論
スペイン王と王妃の来日を受け、メディアは両国間の社会経済的関係について取り上げました。その中でABC Empresaは、日本とスペインのビジネス関係から浮かび上がる挑戦や機会を見極める目的でCEJE会長のホルヘ・ラスエラス氏にインタビューを実施しました。
ラスエラス氏は、日本へ輸出や投資するにあたって粘り強く取り組む必要があると強調しました。同会長はまた、日本人は「ビジネスに対して我々と非常に異なる考え方をしているが、投資を受け続けていれば賞賛に値する違いだ。品質や顧客への尊敬が重視される困難かつ厳しい市場だが、日本でビジネスを行っているスペイン企業の多くが成功を遂げている。」と指摘しました。
2016年のスペインの輸出額は24億ユーロを超え、日本からの輸入額はほぼ34億6,000万ユーロにも及んでいます。この点を考慮した上で、ラスエラス氏は「企業が、ヨーロッパや中南米など自分たちのよく知っている市場に輸出を始める方が理にかなっているが、長期的に見ると日本はかなり有益なオプションである」と断言しました。
CEOE副会長のホアキン・ガイ・デ・モンテリャ氏、そしてスペイン商工会議所国際理事のアルフレド・ボネット氏も、この記事に対し意見を共有しました。モンテリャ氏が「スペイン企業は自身のものと異なる文化的環境でマネジメントできるだけでなく、洗練された厳しい市場の中に身を置かなければならない」と述べる一方、ボネット氏は、日本市場は「現在国内消費の促進を目指しており、その中で自身の商品をうまく位置づけできるスペイン企業が成功を遂げるだろう」と指摘しています。
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