CEJEは、日本とスペインの企業を集め、企業分野におけるイノベーションとロボティクスの課題について議論します。

  • 日本スペインビジネスサークルとエクエストリアンサークルは、イノベーション、テクノロジー、ロボティクス、そして今後の展望に関する日本企業のマネジメントモデルとリーダーシップについて発表する会議を開催しました。
  • ホンダ・イベリカ会社 のマルク・セルリア社長、パナソニック イベリア 会社のミルコ・スカレッティ本部長は、日本の有力企業2社の技術的潜在力と世界的な影響力を強調しました。
  • このイベントは、日本とスペインの外交関係樹立150周年を記念した活動の一部でした。CEJEもその関係を応援し、スペインにおける日本企業のリーダーシップを積極的に推進しています。

9月26日の水曜日、日本スペインビジネスサークルは、ホンダ・イベリカの社長マルク・セルリアと、パナソニック・イベリアの取締役社長ミルコ・スカレッティを、エクエストリアンサークルで昼食会が行われました。その会の目的は、日本とスペイン関係を強化し、技術成果を投じて公表することでした。

日本とスペインの100人以上の経営者やプロフェッショナルを集めたこのイベントは、世界で3番目に大きな日本経済の3つの柱であるイノベーション、新技術、ロボット技術の課題を中心に展開しました。議論の間、ゲストはこれらの経済の柱に関連して知識と経験を交換し、両国のビジネス文化が共有する価値観を強調しました。

 

アルフォンソ・マリスタ二社長の歓迎の言葉の後、日本スペインビジネスサークル(CEJE)の会長、ホルヘ・ラシェラスが発表しました。会長は、日本の企業がビジネス界におけるデジタル変換の発展と新技術やロボット技術の分野における日本の可能性を強調しました。

マルク・セルリア社長は、2014年にホンダIbéricaの社長になり、1990年以来同社の一部であり、さまざまな責任を担ってきました。エクエストリアンサークルでのセルリア社長の発表でで、Asimoロボットの進化について話しました。「自動ロボットから自律機械になり、現在では、市場で最も進歩したものであり、ホンダはロボットの分野で進歩を続ける促しとなった」と述べました。ちなみに、セルリア社長は、原子力事故の後に福島発電所に入った最初のロボットは、Asimoの技術で作成されたロボットだったと述べました。これで、ロボットは人間のたどり着けないところに行けるということを示したと言いました。

パナソニック・イベリアのミルコ・スカレッティは2011年に会社に入社しました。発表の中で、スマートシティに関わる会社のプロジェクトについて話し、 藤沢市を例として述べました。さらに、そのようなプロジェクトに沿う情報、持続可能性、接続性、セキュリティという4つの柱をを詳述しました。「スマートシティの最も重要な部分は情報の交換です。同様に、スマートシティにおける持続可能性という概念は、資源の最適化を可能にします。藤沢市では、エネルギーの30%が節約され、排出量は30%まで削減され、水の消費量は70%削減されます。たとえば、パナソニックの米国プロジェクトの1つに示されているように、自動車の中での接続性は、事故を80%まで削減できるし、輸送時間を50%減らすことができます。最後に、スマートシティ内のセキュリティははるかに高度です。」とスカレッティ社長が話しました。

今回のイベントは、日本とスペインの外交関係樹立150周年を記念して行われたものです。このイベントは、スペインと日本の歴史的な文化的・経済的組合の発展に寄与し、スペインに設立された日本企業と現地企業との間に相乗効果を生み出すためにCEJEの意向に応えています。

バルセロナの日本総領事渡邉尚人が出席し、締めの言葉でイベントを閉会しました。

イベントの参加者は、日本と地中海のフュージョン料理を楽しむことができました。その料理はBalfegóグループ、Cacao Sampaka、Seda Líquidaなどのグルメ分野の日本企業との協力で、エクエストリアンサークルのシェフ、リカルド・グスマンによって準備されました。このイベントは、日建設計によって主催されました。日建設計は、建築設計、都市デザインや監理などとその分野の研究、企画およびコンサルティング活動に特化した専門サービス会社です。

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