経済アナリスト兼コンサルタントのゴンサロ・ベルナルドス氏とのCEJE会員食事会
日本・スペイン企業サークル(CEJE)では、各界の著名人をお招きし、ビジネスや自己啓発に役立つ興味深いトピックについて話し合うミーティングやランチを開催しています。
1月28日(火)にシルクロ・エクエストルで開催された第5回昼食会で会員はエコノミストのゴンサロ・ベルナルドス氏と集い、現在の経済に関する様々な重要な側面について意見を交換しました。
この昼食会において、ゴンサロ氏はスペインの経済成長について強調しました。前第4四半期のGDPは3.5%増を記録し、 将来への楽観的な環境が生まれた。企業のデジタル化によっても促進されたこの成長により、同国は欧州におけるイノベーションと技術革新のベンチマークとしての地位を確立しつつあります。
カタルーニャ州に関してベルナルドス氏は、同地域における経済成長と雇用創出の好機について強調した上で、同地域における企業の位置づけを高める必要性について語りました。カタルーニャ企業の自信は高まっているものの、大手テクノロジー企業の存在感が限定的であることや、世界経済にとって重要な分野への投資を呼び込む必要があることなど、依然として大きな課題があることをベルナルドス氏は指摘しました。スピーチの最後には、日本経済のハイライトを振り返り、今後の展望について語りました。
CEJE会員は、同アナリストと様々な関連トピックについて話す機会を得られました。その中で、スペインの行政政策、新興資産クラスとしての暗号通貨投資の重要性の高まり、デジタル化と持続可能性の影響を含む世界経済に影響を与える力学について議論しました。