CEJE会員がフィラ・デ・バルセロナのパウ・ルラット会長と会員食事会
El Círculo Empresarial Japón España(CEJE)では、さまざまな分野の著名人を招き、最新の興味深くビジネス活動の発展にとって重要なトピックについて話し合う一連の会合と食事会を実施しています。
10月23日(水)にシルクロ・エクエストルで開催されたこの第3回昼食会では、会員がフィラ・デ・バルセロナの会長パウ・リラット氏と面会し会話する機会を得ました。ルラット氏は、グローバル基準としてのバルセロナの役割についての自身のビジョンを共有しました。
会議中、リラット氏は、ヨーロッパで最も重要な10見本市のひとつとして位置づけられ、スペインにおけるリーダー的な存在となっているバルセロナ見本市の成功における官民協力の重要性を強調しました。「繁栄なくして、分かち合うものは何もありません」とリラット氏は述べ、見本市会場をグローバル基準の展示場にすることをその目標として強調しました。リラット氏は、近年バルセロナが、インテグレーテッド・システムズ・ヨーロッパ(ISE:Integrated Systems Europe)見本市やモバイル・ワールド・コングレスなど、主要な国際イベントをどのように誘致しているかについて説明しました。
フィラ会長はまた、バルセロナの競争上の優位性を指摘し、ホテル部門における優れたコストパフォーマンス、ヨーロッパとの接続性が高い空港、多様な物流、文化、美食について強調しました。
講演の最後には、CEJE会員がパウ・ルラット氏と経済発展の軸としてのバルセロナとカタルーニャの将来について意見を交わす機会がありました。また、バルセロナをビジネス観光と生産的経済における欧州トップの目的地として維持することの重要性についても話し合われました。