CEJE会員がFundación Tàpiesを訪問

CEJEの約20名の会員が、去る3月26日火曜日にバルセロナのFundación Tàpies de Barcelonaを訪問しました。Círculo Empresarial Japón Españaのこの活動に参加した人々は、タピエスの人物

人物像と日本との関係、そして建築家モンタネール・イ・シモンによるモダニスト建築について説明を受けるガイド付きツアーに参加しました。さらに、展覧会「タピエス 禅の痕跡」展も訪れることができました。この展覧会は、禅宗の教えを伝え芸術的実践を含む従来の価値観を覆そうとする批評的な態度を身につけていた白隠、仙厓、慈雲、鳥居、蓮月といった18世紀から

19世紀にかけての日本の僧侶たちの作品に対するアントニ・タピエスの関心に焦点を当てています。この展覧会では、このような芸術家たちが用いたその態度、イメージ、テクニックの多くを、タピエス自身の言語、そしてタピエス自身に内在する西洋の伝統にいかにして統合していったかが示されています。それは模倣プロセスではなく、日本の伝統が寺院や庭園、詩歌や書道、陶器や絵画の中に残してきた制作様式や世界観を同化させるプロセスと言えるでしょう

CEJE会員は、タピエスイヤーの一環として最近開催された展覧会「塩田千春誰もが宇宙」展にも訪れることができました。日本人アーティストである塩田千春(1972年生れの大阪出身)は、アナ・メンディエタをはじめとする1970年代初頭のフェミニストアーティスト世代全体を受け継ぎ、毛糸で作られた謎めいた瞑想的なインスタレーションで国際的に知られており、今回は同氏の作品がタピアのシンボロジーとの直接的な対話を確立し、空間と時間を超えた呼応と鏡の効果の戯れを創り出すことを目的として同財団の展示スペースに招待されました。訪問の最後に

CEJE会員は、バルセロナにある日系料理の秘日(ペルー・日本)バー「Passeig Escribà」で、カクテルを飲みながら、よりリラックスした空間を共有することができました。このバーは、調理法や切り方のテクニック、それにペルーで発展した秘日文化間での産品交流をそのベースとして、日本とペルーの美食文化の融合により産まれました。

今回のイベントには、在バルセロナ日本国総領事館の四方総領事にもご参加いただきました。

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