日本・スペインビジネスサークル(CEJE)は4月9日(木)、国際貿易とグローバル・ロジスティクス・チェーンに対する地政学の影響に焦点を当てた、著名人とのミーティング・シリーズを開催した。
バルセロナのCírculo Ecuestreで開催されたこの会議には、地中海の主要な港湾運営会社のひとつであり、ロジスティクスと海上輸送のベンチマークであるHutchison Ports BESTのCEO、Guillermo Belcastro氏が出席した。
ベルカストロは、「地政学が港を襲うとき」というタイトルで、国際貿易が直面している変革について世界的な展望を示した。この意味で、彼は世界貿易の90%が海上で行われていることを想起し、変動、商業的緊張、物流ルートの変化が顕著な環境において港湾が果たす重要な役割を強調した。
講演では、スエズ運河の閉鎖など最近の出来事がいかにこのセクターの業務を変化させ、複数の物流ハブで混雑と緊張を生んでいるかを説明した。また、地政学がいかに企業活動に直接的な影響を及ぼしているかも強調した。
すなわち、グローバル・ロジスティクス・コリドー間の競争の激化、企業と政府間の相互関係の拡大、より効率的でない、より弾力性を重視したグローバリゼーション・モデルへの進化である。また、港湾の混雑や海上交通量の増加など、地中海を含む主要な物流拠点のキャパシティを圧迫している現在の運営上の課題についても言及した。
バルセロナ港にあるハチソン港湾グループの半自動化ターミナルであるHutchison Ports BESTは、スペインで最も技術的に進んだ港湾プロジェクトのひとつであり、アジアとヨーロッパを結ぶ貨物輸送の戦略的ハブとしての地位を確立している。会議の最後には、CEJE会員が世界貿易の進化とロジスティクス部門が直面する課題について意見交換するコロキウムが開催された。









