CEJEビジネス環境レポートを公開(在スペイン日本企業)

3月26日に日本・スペイン企業サークル(CEJE)は、マドリッドの会員であるクアトレカサス社(Cuatrecasas)の本社にて、同社の報告書「ビジネス環境:スペインの日系企業」を公開しました。この研究は、2010年から2023年の間に日本からスペインへの累積投資額が中国を30%以上上回る92億ユーロに達しており、スペイン経済において日本が重要なプレーヤーとして確固たる地位を築いていることを再確認しています。

過去10年間で、スペインにおける日本企業の数は70%増加し、2024年には400社に達しました。日本からの投資は、化学産業、自動車、再生可能エネルギー、情報技術といった戦略的分野に集中しており、同国の経済と技術の発展を後押ししています。

この報告書では、在スペイン日本人経営者の70%以上が今後数年間の持続的成長を予測しており、スペイン経済にとって戦略的パートナーとしての日本の役割が強化されることとなることを強調しています。スペインの安定した良好なビジネス環境は、日本からの投資を引き続き惹きつけており、両国間の経済的な結びつきを強化しています。

報告書の発表には、中前隆博駐スペイン日本大使も出席し、同氏は二国間の経済関係の堅固さを強調するとともに、企業間協力を促進し続けることの重要性を指摘しました。このイベントにはメディア関係者やCEJEの会員企業も参加し、スペインにおける日本からの投資の将来と経済発展への影響について意見を述べました。

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